正しいウサギの飼い方教えます!寂しがり屋のうさぎと楽しく暮らそう♪

具合が悪いのかな?見逃しちゃいけない病気のサイン

ウサギのような捕食される動物は体調の異常を隠す傾向にあります。
それは野生においては、弱っていることを知られたらすぐに標的にされ、捕食されてしまうからです。
弱っていることを隠そう、異常がないように見せかけよう、これはもう、本能ですから飼い主との信頼関係云々とは言えません。
飼い主にできることは『普段から様子をチェックし、わずかな変化を見逃さないこと』だけです。
もし、異常に気付かず放置してしまったら気づいたら手遅れ、ある日突然…などの状態に陥ることだってあります。
常にウサギの健康に気を配るようにしてください。

【食欲がない?そんな時は迷わず病院!】
ウサギがご飯を食べない、そんなときは病院へレッツGO!です。
食欲不振に陥って何が怖いかというと食欲不振の原因自体ではなく、食べないことによる餓死です。
詳しくは省きますが、ウサギは24時間以上何も食べなかった場合、肝臓や腸内環境に変化が起きます。
ウサギは24時間以上の絶食に耐えられない、というのは覚えておきましょう。
と、いうことで、ウサギはどんなに具合が悪くても必死に食事を摂ります。摂らなかったら即死ぬからです。
そのウサギが食欲不振に陥るということは相当弱っている証拠です。
とにかくすぐに病院へ行くようにしてください。

【何?このフン!つながってるウンチは毛玉症発症のサイン】
ウサギは硬いコロコロしたうんちと柔らかいうんちの2種類しかしません。
硬いうんちがつながって出てくる場合は毛玉症のサインだと思ってください。
ウサギはグルーミングの際、毛玉を飲みこみ、ウンチから排泄します。
普通はそんなにたくさんの毛が排出されることはありませんので腸内に毛がたまり始めていると思ってよいでしょう。
パパイヤなど、毛玉を溶かすおやつがありますので与えるようにしてください。
それでも続くようなら獣医師に相談し消化剤もらってきましょう。

【かゆがってる?もしかしたら外部寄生虫のせいかも!】
耳をがりがりかきむしるときは耳疥癬、全身がかゆいようだったらノミやダニ、フケが伴っていたら白癬菌のせいかもしれません。

疥癬やノミはうさんぽ時にかかることが多いようですので散歩に連れていくときは気を付けましょう。

白癬菌はストレスや環境の悪化によって引き起こされることがほとんどです。もう一度飼育環境を見ま押してみてください。

いずれも病院にかかることで平癒が見込まれます。早めに見つけて獣医師の診察を受けましょう。

【足の裏の毛が抜けて赤いのはソアホック。床材を変えてみましょう】
金網の床材で飼育している場合によく起こります。
ウサギの足には肉球がないため、ダメージを受けやすく、ソアホックを起こしやすいので床材はすのこやワラなど足に負担のかからないものにしましょう。
清潔に保つことも大事です。こまめな掃除も心がけてください。

【足を浮かせてない?そんなときは骨折の可能性も!】
ウサギは骨が折れやすい動物です。
隅でじっとしている、動きにくそう、足を浮かせているこんな時は骨折している可能性が高いです。
獣医師に固定してもらうようにしましょう。

【涙目になる、呼吸音がおかしい、鼻水出てる!風邪じゃないです、パスツレラです】
風邪っぽい症状が出たらパスツレラを疑いましょう。
パスツレラは飼育されているウサギの中では比較的よくみられる病気です。
飼育方法の間違いによるストレスから引き起こされることが多いため、飼育環境の改善が必要です。
抗生物質の投与で治りますので獣医師に相談してみてください。