正しいウサギの飼い方教えます!寂しがり屋のうさぎと楽しく暮らそう♪

ウサギの迷信、ウソホント?

ウサギはペットとしての歴史が浅く、迷信のような飼育方法が数多く存在しています。
正しい知識を身につけ、迷信にまどわされないようにしてください。

【ウサギは水を飲むと死ぬはウソ】
ウサギに水をあげると死ぬという話、信じている人は結構いるそうですが、哺乳動物で水を飲まずに生きている動物なんていません。
昔の人がウサギに与えていたのは野菜が中心。そのため、水分量が多すぎて下痢をしていただけの話でしょう。
また、今と違い木製の小屋だったはずですのでケージに湿気もこもりやすく病気にかかりやすかったというのもあるかもしれませんね。
いずれにせよ、現在の飼育環境ではウサギに水をやらないのはあり得ない行為です。きちんと水を飲ませてあげてくださいね。

【メス同士はケンカしないなんてウソ】
ウサギのオス同士は激しく喧嘩するからメス同士がいいよ!なんて安易に言う人がいますが、メス同士でも相性が悪ければ大けがに発展するほどのケンカをします。
もともと気性の荒い性格のメスもいれば発情を迎えて豹変するメスもいますのでこればっかりは人間にはどうしようもありません。
出来れは一羽だけで飼うのが理想でしょう。

【ウサギはびっくりすると死ぬはホント】
ウサギを驚かせると心臓が止まって死ぬは本当の話。
野生のウサギは猛禽類が天敵。空を飛ぶ生き物にがっちりホールドされたら一巻の終わりです。
ならせめて苦しまずに死にたい!ということで極限の恐怖の中、ウサギは自ら死を迎えます。
ウサギを上から捕まえるのは猛禽類と同じ行動。ガシッとつかんだ瞬間、ウサギが死亡なんてことのないようにしましょう。

【寂しいと死ぬは真相が違う】
よく聞く、ウサギは寂しいと死ぬという話…ないない、絶対ありません。野生で単独行動しているのに寂しいと死ぬなんてことはあるはずありません。
寂しいからというより環境が変わってストレスになって死ぬが正解でしょう。
図太いように見えて意外と繊細なウサギたちは些細な環境の変化に敏感なのです。
いつもご飯をくれる人がいなくなった=異常事態発生!、いつも遊んでくれる人が来なかった=異常事態発生!と結構めんどくさい性格してるんですよね。
身近な生き物がいなくなったら捕食されたと勘違いして恐怖するという説もあるくらい、身近な人の喪失はウサギのストレスになるのでしょう。

実際に本当に寂しくて死ぬなら多頭飼いに向いているはずですが実際は一羽飼いがベストな飼育方法と言われています。
やはり寂しくて死ぬということはないと思いますね。

いつも固定した人ばかりが世話をしたり、時間を正確に守るような飼育方法をしていなければ多少の変化にも強くなりますよ。

【葉物野菜ばかりやると死ぬはホント】
葉物野菜は水分が多く、そればかりを与えると下痢をしてしまいます。
特に子ウサギのうちの下痢は致命傷なので気を付けたいものですね!
ウサギと言えば野菜!と思いがちですが、今はペレットフードがありますので野菜をあげる必要は全くありません。
週に1~2回のコミュニケーション程度の扱いで与えるようにしてください。