正しいウサギの飼い方教えます!寂しがり屋のうさぎと楽しく暮らそう♪

ウサギを飼うなら知っておきたい!よくある飼育のトラブル

丈夫なようで実はデリケートなウサギ。飼育していると様々なトラブルに遭遇することもあるでしょう。
その中には命にかかわる重大な事故もあります。
ウサギに安全な環境を与えるのは飼い主の務めです。
飼育中によくあるトラブルを知ってあらかじめ予防するようにしてください。

【なんで好きなの?電気コードはウサギの大好物】
ウサギは物をかじる生き物です。目についたものをかじるなという方が無理な話。
なのでかじられてマズイ物は最初からかじれないようにしておかなくてはなりません。

特に電気コードは感電の危険性もあり、ウサギにとっては命にかかわる危険な物。
にもかかわらず、なぜか好んでかじります。

コードカバーをかけたり家具の裏に隠すなどして対処しましょう。

見てるから大丈夫、うちのウサギに限って…というのは甘い考えです。

実際、家庭内で起こるウサギの事故の割合では、コードをかじって感電というのはかなり大きいものになっています。

よくある事故ですので油断しないようにしましょう。

【ウサギだってお水が大好き!水切れには注意しよう】
ウサギは水分が少なくていいという言葉を信じ、ウサギにあまり水を与えない飼い主がいます。

また、チェック不足による水切れをたびたび起こし、ウサギが給水ボトルをカチャカチャなめている場合もあるでしょう。

確かにウサギは少ない水分で生活できますが、どのくらいの量がほしいかはウサギが決めることで人が決めることではありません。

いつでも好きなだけ水が飲める環境にいることがウサギにとっての幸せです。

また、最近のウサギ飼育において、ウサギの食餌はペレットが中心になっていますので、野菜中心に摂取していた昔と違い、欲しがる水の量も増えているはずです。

給水ボトルにはいつも清潔な水が入っている状態にしておきましょう。

【あつさでぐったり、熱中症に気を付けて】
ウサギは寒さに強く暑さに弱い生き物。これくらいなら大丈夫だろう、なんて人間の感覚はあてになりません。
適温は20度~28度。それを超えると熱中症にかかってしまう危険性がぐんぐん上がってしまいます。

熱中症の症状は口を開いてハアハア息をすること。ひどくなるとおう吐を起こし痙攣することもあります。
特に夏を経験したことのないウサギは要注意。
近年、温暖化の影響か人間でもつらい暑さになっていますので若いウサギにとっては体が追いつくはずもありません。

応急処置として涼しいところに連れて行き、体を冷やしてやることです。脱水していることもあるのでポカリ(あんまり冷たくないもの)を少し飲ませてやるのもいいでしょう。

その後速やかに獣医師に見せるようにしてください。

【踏んでしまう】
ウサギを部屋で放し飼いにしている場合、踏んでしまうことがあります。

ウサギの骨はもろいので人間に踏まれたら一発アウトです。

散らかった部屋で物に隠れて見えなかった、椅子に座ったら下にウサギがいた、足元にいたのに気づかなかった、どれも言い訳にすぎません。

ウサギを部屋に離しているときは常に居場所を確認しておくようにしましょう。