正しいウサギの飼い方教えます!寂しがり屋のうさぎと楽しく暮らそう♪

気を付けて!食べさせちゃいけない危険な食べ物

ウサギは結構いろんなものを食べます。
バナナやイチゴ、ミカンなどの果物を食べる姿はとってもかわいいです。
そんなウサギの姿がネットなどで流れているため、なんでも食べさせてOKのような気がしてきますが、やはり小動物。食べさせると危険な食べ物というのがいくつかあります。

飼われているウサギは自分で食べ物を選べません。
飼い主がきちんと選んで与えるようにしましょう。

【注意が必要な食べ物はこれ】
アボガドやジャガイモ(芽と皮)、にんにく、ニラ、玉ねぎ、ネギなどは中毒を起こすので絶対に与えないようにしてください。

また、イモ類はでんぷん質が多く、ウサギの腸に大きな負担がかかるため、あげるときは量を少なめにするようにしましょう。太る原因ともなりますよ。

あとは水っぽい食べ物でしょうか?ウサギは水分量が多すぎると下痢を起こしやすくなります。
あの小さな体で下痢を起こすことはとっても危険。
スイカやミカンをあげるときは十分に気を付け、こちらで量をコントロールするようにしまいといけません。

【可愛いウサギは人間の食べ物を食べることもある】
ウサギって本当にいろんなものを食べます。
特に飼い主が食べているものに興味を示し、おねだりすることもあるほどです。
その姿はとってもかわいらしく、ついついあげてしまいがちですが、人間の食べ物はウサギにとっては害になることが多いので気を付けましょう。

よくウサギが好んでねだるのは甘いクリームの付いたケーキやカリッとおいしいビスケットやクッキー、変わり種のところで言えばアイスクリームですね。
糖分や脂肪分が多く、自然下では絶対に口に入らないような食べものです。
与えて即毒になるというわけではありませんが、ウサギにとっては「なんだこれ!?こんなにおいしいものがあったのか!」状態になり、見るたびに欲しがるようになってしまうのです。
しつこくねだられると根負けしてつい与えてしまう飼い主さんも多いことですし、最初から与えない方が無難と言えるでしょう。

【うさんぽ中って大丈夫?】
基本的にうさんぽ中のウサギは食べてもいい草花しか食べないので大丈夫なのですが、気を付けないといけないのは除草剤や農薬などの薬剤が散布されている可能性です。
普通の道端に生えているウサギが食べる草花と言えばオオバコ、クローバー、タンポポ、ナズナあたりですが普通の感覚で言うと雑草ですので除草剤が使われている可能性があります。
公園など、薬剤散布されていないところで遊ばせるようにしてください。

【ウサギの理想のごはんは干し草!】
ウサギの理想の食生活は干し草メインでペレットを補助的に食べさせることです。
そのほかの食べ物、(たとえば野菜や市販のウサギ用おやつ)はコミュニケーションの道具として時々与える程度で十分。
栄養はペレットで補えますし、干し草で歯をすり合わせ、ストレス解消もできますので本来ならこの2点セット+毛玉症予防のドライフルーツだけで生きていけるのです。
なので、「欲しがるから」とか「ちょっと試しに…」なんて軽い考えで他の食べ物を与えるのは基本的NG。
与える食べ物は厳選してあげてくださいね。