正しいウサギの飼い方教えます!寂しがり屋のうさぎと楽しく暮らそう♪

正しい抱っこで仲良くなろう

可愛いウサギを目の前にして抱っこしないなんてありえません。
思いっきり抱っこして、その感触を楽しみたいですよね?
でも、ウサギにとってはどうでしょう?抱っこは楽しいものでしょうか?

捕食される側であるウサギにとって抱っこは「捕まった」という恐怖を感じるものであることは間違いありません。
少しでも抱き心地が悪かったりすると暴れて逃げようともがきます。
そうなると大変です。人間が支えきれなかった場合、ウサギを落下させてしまい、結果骨折などのけがを負わせることにもなるのでしっかりと固定し、ウサギが安心して抱かれる状態を作ってあげることが大事なのです。

また、病院などで保定の必要があるときに抱っこに慣れていないウサギは治療がしにくいこともあります。
そうでなくとも普段の健康チェックやケアが行いやすいよう、抱っこはできていた方が良いでしょう。

【ウサギに触れるときは優しく声掛けをしてからが鉄則!】
基本的にウサギは触られること自体を嫌がる動物です。
なので、そっと声をかけ、心の準備をさせてから抱くようにしましょう。
上からいきなり抱き上げたり触ったりするとびっくりしてショック死してしまうこともあるので要注意です。
馴れるまでは背中を撫でる程度にとどめ、おびえる素振りがなくなったらいよいよ抱っこに挑戦です。
ウサギをびっくりさせない、おびえさせないが鉄則。
とにかくまずは触らせてもらうことから始めましょう。

【まずは落ち着かせてから!暴れさせないように気を付けよう】
はっきり言って大人のウサギで今まで抱っこ経験が少ないウサギを抱くのは難しいです。それは暴れて抵抗するから。
その点、子ウサギの場合は抵抗する力も少ないですし、そもそもペットショップなどで十分抱かれまくって抱っこに違和感を感じてない子が多いため、すんなり抱っこできるでしょう。

ウサギを抱くときは、まず声をかけ、優しくなでて落ち着かせてから抱くようにしてください。
リラックスした状態のウサギの首を片手で包むように抑え、もう片手でお尻を包み込みます。
そしてお尻を丸め込むように支えながら持ち上げると抱っこのしせいになります。(大型種のウサギは両脇から抱えたほうが無難)
この際、ギュッとつかまないように気を付けてくださいね。ウサギは骨が折れやすいため、強くつかむと簡単にポキッと折れてしまいます。
そっと優しく抱えてあげるのがベストです。
ウサギの抱っこは割と簡単ではありますが、慣れないうちは座って抱く方が良いでしょう。
万が一暴れて落としたりしたら大変ですし、噛まれることだってあります。
抱っこに不安があるうちは高いところで抱かない方が無難ですよ。

【抱かないという選択肢はない】
ウサギを抱かないという選択肢はありません。
というのも、いざ、抱っこしなければいけないという状態になった時、それまで抱かれたことのないウサギはかなりの抵抗を見せるからです。
大人になって「やっぱり抱っこできないとだめだ」と思い直し、抱っこの練習を始めようとしてもうまくいくことは少ないでしょう。
ウサギのためにも小さいうちから抱っこの練習をしておくべきです。