正しいウサギの飼い方教えます!寂しがり屋のうさぎと楽しく暮らそう♪

ウサギは賢い!トイレのしつけ

意外かもしれませんがウサギも犬や猫と同じようにトイレのしつけができる動物です。
元来キレイ好きであるウサギは、一度決めた場所に排泄するという習性を持っており、その習性を利用すれば簡単にトイレを覚えさせることができます。
決まった場所のみでトイレをしてくれるようになると掃除が楽になりますし、部屋を汚される心配も減るでしょう。
可愛いウサギと末永く快適に暮らすためにもぜひ、トイレを覚えさせたいものですね!

【隅っこがお好き?部屋やケージの隅にトイレコーナーを設置しよう】
なぜかウサギは隅っこでトイレをする癖があるようです。
なので、最初はケージの隅にトイレを設置し、ケージの中で様子を見ましょう。
最初の一週間でトイレを決めてしまう子も多数いますが個体差もありますので、気長に覚えさせましょう。

【体がすっぽり入るサイズが望ましい】
いくら場所が良くてもトイレがダメダメだとウサギは落ち着きません。
人間同様、排泄する場所はリラックスできる場所のほうがいいのです。
大きさは体がすっぽり入り、しっかり踏ん張れるものが良いでしょう。
また、あらかじめ尿やフンなどのにおいの付いた布やトイレットペーパーなどを入れておくとトイレだと認識しやすいかもしれませんね。
ウサギがトイレに入ってるなと思ったら騒がず知らんぷりをしてあげてください。
何度か同じ場所で排泄を繰り返すことによって、トイレの場所として認識してくれるようになります。

【トイレシーツをかじられないように気を付けよう!
トイレに敷くトイレシーツをかじってしまうと、腸閉そくを起こしてしまうことがあります。
トイレシーツはそこのほうにしっかりと固定しウサギが引き出せないようにしましょう。

【ケージの外にもトイレの設置を!】
家に慣れてきたウサギはケージから出してへやんぽさせたいですよね?
そんな時、ウサギがトイレに行きたいと思っても近くにトイレがないと失敗してしまいます。
失敗を繰り返すと癖になってしまいますので行動範囲の中に1~2個トイレを用意しそこでさせるようにしましょう。

もしウサギがトイレを失敗したとしても、決して怒らないでください。
トイレ=不愉快なものとして認識してしまうと後が大変。
トイレのしつけどころではなくなったしまいます。
絶対に不快感を与えないようにしましょう。

【どうしても覚えない子もいます】
個体差があるようで、どうしてもトイレを覚えない子がいます。
体感的には品種改良の進んだ子ほど覚えにくくなっているような感じです。
一か所にまとめてトイレをするという本能が失われてしまっているからかもしれませんね。

そういう子でもやはりトイレをするのは部屋の隅であることが多いので隅っこにトイレを置いてカバーしてあげましょう。
ケージ内での粗相が多いため掃除は大変になるかもしれませんが、飼い主の手がいつも入る分、ウサギにとっては快適に暮らすことができるでしょう。
トイレを覚えなくても怒らないであげてくださいね。